愛をください
書いた人:もみを
毎日毎日、メガネのレンズを削るだけでは飽きたらず、“命“と“財産“と“プライド“を削ってまでして、前回のブログで自分の顔を晒したというのに、この反響の少なさ加減。
スプーン小さじ一杯にも満たない反響。
世の中の“調味料“にも“出汁“にもなり得ない僕の存在感たるや
明日、僕が凍死したのなら、これからやって来る厳しい冬のせいなんかではなくて、僕の「ハート」が凍えてしまったからです。
合掌
こんにちは、もみをです。
話はかわって、えてして「幸せ」とは突然舞い込んでくるもの。
もみを、42歳。
「ファンレター」を2通頂戴いたしました。
どうですか!
奇跡です!
モテ期到来です!
年甲斐もなく顔を出した甲斐がありました。
命削って顔を出した甲斐がありました。
プライドかなぐり捨てて顔を出した甲斐がありました。
(GIF クリックしてみてね!)
ではでは、大変お待たせいたしました!
記念すべきファンレター1通目の封を開けてみるとしましょう!
???(;´_ゝ`)???
僕への熱い気持ちを綴る手紙が入ってるわけでもなく、自らを猛烈アピールする写真が入ってるわけでもなく、僕個人への献金が入ってるわけでもない。
そうです、“剃刀“が入ってました。
「豚に真珠」
「馬の耳に念仏」
「ファンレターに剃刀」
諺ですか?
というか「ファンレターに剃刀」って、姉さん、事件です。
この手紙の送り主は何故ファンレターに“剃刀“なんか入れちゃったのでしょうか?
早速、この現象(ファンレターに剃刀)の奥底に秘める意味合いに“鋭く“迫っていきましょう(剃刀だけにね♡)
そもそも「ファンレター」とは“憧れ“や“尊敬“や“恋愛感情“などを伝える手段として用いられるもの。
そんな崇高なるファンレター様に“剃刀“を入れてしまう送り主(ファン)の真意を深く深く考察してみると・・・
前回のブログで僕の写真を見た送り主(ファン)が、僕の顔を覆う“うぶ毛“の存在に気付いてしまった可能性が非常に高いと推測。
確かにお手入れが滞っている僕の顔はフサフサの“うぶ毛“で覆われている。
しかしながら、あのブログの写真で僕の“うぶ毛“の存在に気付くなんて、よっぽど「眼」が良い証拠だ。
「老眼」でないことは確かである。
ならば、電気式の髭剃りを送ってくれればよいものの、わざわざ“剃刀“をセレクトするとは、古典的なセンスとユーモアを持ち合わせているお方なのであろう。
切手代82円だけで郵送可能なことから、コストパフォーマンスを優先したのかもしれない。
とまあ、どんなに深くまで考え尽くしても、この現象(ファンレターに剃刀)からは、悪意どころかとってもピュアな「愛情」しか感じ取れず、よって
何処の誰だか分かりませんが、この度はファンレターありがとうございました!
貴女の深い「愛情(剃刀)」を確かに受け取りましたよ!
すっごく切れ味いいですよ、この“剃刀“!
グッドセンスです!
皆様も「もしや老眼?」と感じ始めた時は、まずは自分の顔を鏡でじっと見つめてみましょう。
“うぶ毛“が全然見当たらない場合は、日頃のお手入れの成果かもしれませんし、もしかすると「老眼で“うぶ毛“が見えていない」だけなのかもしれませんよ。
そしてそして、僕のように“うぶ毛“のお手入れを怠っていると、突然見知らぬ誰かさんから“剃刀“をプレゼントされることになっちゃうぞ!ププッ
なんとも刺激的な「愛情(剃刀)」のせいで顔がヒリヒリしてきましたけれども、顔も心もリフレッシュしたことですし、2通目のファンレターを開いてみるとしましょうか。
「拝啓もみを様
この手紙を一週間以内に10人に出しなさい。手紙の文面を一切変えてはいけません。これを守らないと不幸になります。信じられないかもしれませんが、これを守らなかった〇〇さんという人は“剃刀“が入った手紙によって顔に怪我を負ってしまいました」
何処の誰だか存じ上げませんがファンレターありがとうございます。
“老眼“が始まってきた僕は、眼の疲れのせいなのか、この手紙を読んでるとなんだか涙が溢れてきてしまって、何を書いてるか少々理解しづらいんですが、巷で流行の最新「SNS」のお誘いか何かでしょうかね?
とにかく!僕を想うが故の「愛情」だけはヒシヒシと伝わってきましたよ。
この最新「SNS」も、僕ら「メガネスーパー」も世界中に広がるといいですね!イイネっ!
それにしても、えてして「幸せ」とは本当に突然舞い込んでくるものなのですね。
合掌