スマホ老眼が若者の間で急増中!スマホが視力を弱らせる理由とは?

書いた人:EYEdea編集部

「目がぼやける」「字が読みづらくなった」あなたも身に覚えがありませんか?現代人には欠かせないスマートフォン。このスマホの使い方ひとつで、本来40歳代以上で始まるケースが多い老眼に、20歳代でも老眼になってしまう「スマホ老眼」が話題となっています。

スマホ老眼

「目がぼやける」「字が読みづらくなった」あなたも身に覚えがありませんか?現代人には欠かせないスマートフォン。このスマホの使い方ひとつで、本来40歳代以上で始まるケースが多い老眼に、20歳代でも老眼になってしまう「スマホ老眼」が話題となっています。

スマホ老眼って、何だ?

そもそも老眼とは?

まず、「老眼」と「スマホ老眼」の違いは何でしょう?

「老眼」とは、加齢に伴う眼の機能低下が要因となり、近くのものが見づらくなる状態のことです。眼のピントを調節する筋肉の機能低下により、近距離のモノが見づらくなってしまうのです。

スマホ老眼とは?

一方「スマホ老眼」は、近距離のスマホを見続ける事により眼の筋肉へ余計な緊張を強いる事となり、老眼同様に近距離のピントが合いづらくなってしまう状態です。ほとんどが一時的な症状ですが、日常化する事で重症化する恐れもあるので要注意です。

なぜスマホ老眼になるのか?

スマホ老眼になってしまう理由としては、近い距離で小さな文字を見つめ続ける事にあります。先に述べた様に、眼は近いモノを見る際、水晶体という眼の中のレンズを、毛様体筋という筋肉を使ってピント調節を行い、ピントを合わせています。

近くでモノを見続けると余計な負荷をかける事になり、筋肉が弱ってしまうのです。これにより、近くのモノが見づらくなる、目がかすむ、といった症状が引き起こされます。

詳しいメカニズムはメガネスーパーのページで解説されているので、あなたもスマホ老眼になっていないか?一度チェックしてみましょう。

今、話題の「スマホ老眼」とは?

現代人はテレビよりスマホを見る時間の方が長い

2014年の株式会社博報堂DYメディアパートナーズによる調査では

生活者の1日あたりのメディア接触時間は、テレビ156.9分、携帯・スマホ74.0分、パソコン69.1分の順となっており、携帯・スマホの接触時間が、パソコンの接触時間を上回る結果となりました。

出典:携帯・スマホの接触時間が、パソコンを上回る ~メディア環境研究所「メディア定点調査2014」 ~

と、かなり長い時間スマホの画面を見つめているという結果が出ています。これにより、現代人、特にスマホの利用頻度が高い20〜30歳代の若者の間で「スマホ老眼」が流行しているのです。

次回は、このスマホ老眼の対策についてご紹介します。