こりゃスゴい!新品みたいに蘇る、メガネスーパーの「スーパークリーニング」
書いた人:EYEdea編集部
メガネのクリーニング、お掃除をしていますか?
愛着のあるメガネフレームだからこそ、毎日、何年もかけていると汚れが溜まります。レンズを拭いたり、時々メガネ屋さんの店頭にある超音波洗浄機でお掃除をしていても、細かい隙間に溜まった汚れは落ちないものです。
そんなメガネを、まるで新品かの様に蘇らせてくれるという、メガネスーパーの「スーパークリーニング」。スゴ腕の職人がいるというメガネスーパー高田馬場店へ取材しに行ってきました。
まずはメガネを分解!分解!分解!
さすが職人、慣れた手つきでメガネを分解していきます。
メガネフレームからレンズを取り外すと、フレームとレンズの隙間に溜まった緑青が見えてきました。汗や皮脂などの汚れが原因なので、使い方によってマチマチだそうですが、数年も経てばこんな状態になるそうです。
続いて鼻パッドも外します。
細かい隙間に詰まった汚れも綺麗にするために、ツルの部分も含め、分解できる部分は完全にバラします。
ものの数分でここまでバラバラに。手際の良さが素晴らしい。
フレームは超音波洗浄機へ投入し、一気に丸洗い!超音波の力でメガネフレームへ付着した汚れを取り除きます。
レンズとフレームの境目に残る汚れは丁寧に手作業で拭き取ります。
さらに専用の機械で、メガネレンズへ付着した頑固な汚れと、紫外線により黄ばんだレンズの周辺を削り落とします。
なんとネジ類は全て新品へ交換!小さなパーツですが、こういった細かな部品を新品にすることで、全体が綺麗に見えてくるのです。
新しいネジと古いネジの比較。古い方は汚れが詰まっていたり、潰れたりしているのがわかりますね。こういう所が原因で、緩みに繋がったりもします。
皮脂や汗などで劣化し黄ばんだ鼻パッドも新品に交換してくれます。
鼻パッドは顔の中心に来る部品で、けっこう目立つ部分でもあるので、ここがスッキリ透明な新品に替わることで、メガネ自体が新品になった様な印象になります。
びっしりこびりついていた緑青も取れて、さっぱりした印象になりました!
レンズをはめ込み、完成です。スーパークリーニング前と比べると、見違える綺麗さ!職人の手にかかれば、年季の入ったメガネも生まれ変わりますね。
どうですか?この輝き。あんなに汚れていた年季の入ったメガネだとは思えません。
更に驚くのは、このスーパークリーニングは、メガネスーパーで購入したフレーム以外も対応をしてくれるというから驚きです。
スーパークリーニングでは調整・交換もしてくれるので、掛け心地も新品当時の様に、自分の顔へピッタリな状態へ復活します。
メガネの掛け心地を左右する、先セルの曲げは専用の機械で温めてから調整します。温めるといっても結構な高温です。職人さん達は指先の皮が厚く鍛えられているので、涼しい顔して作業していますが、筆者は熱すぎてまともに曲げられませんでした。。
セルフレームも研磨でピッカピカに!
セルフレームのメガネは皮脂や整髪料で白っぽく劣化してしまいますが、それも専用の機械で研磨する事で、新品当時の輝きが復活します。
見て下さい、この輝きの違いを!!右の研磨前と比べ、左の研磨後はピッカピカに!!!
キラりと輝く程に、見事な光沢が復活しました。
ハーフリムメガネもナイロール糸交換でスッキリ!
ハーフリムメガネの場合はレンズを固定しているナイロール糸も交換します。
手先が器用じゃないと出来ない作業…まさに職人技ですね。
ナイロール糸の張り方は、強すぎても弱すぎでもダメで、職人の経験がモノを言う部分です。
メガネスーパーの職人が持つ経験に裏打ちされた高い技術で、ピシっとレンズが適正な位置へ収められています。
レンズは透明なので、ナイロール糸が黄ばんでいると、それがレンズ全体を黄色っぽく見せる原因にもなってしまいます。
ナイロール糸が新品になれば、一気にメガネの新品感がアップ!
この繊細な手が、メガネを生まれ変わらせてくれるのです。
今回取材へ協力をしてくれたのは、メガネスーパー高田馬場店の雨宮さん。「買い替えていただけた方がお店としては嬉しいんですが、スーパークリーニングでメガネが長持ちしてくれれば、それはそれでイイんです」とはにかむ笑顔が素敵なお人。ぜひ高田馬場店でスーパークリーニングを依頼してみてください。
スーパークリーニングはメガネスーパー全店で依頼可能
メガネスーパーの「スーパークリーニング」は全国各店舗でも依頼が可能です。お近くのメガネスーパー店舗を探してみましょう。