夏なら『花火』で

書いた人:とむ

花火

梅雨も終わりに差し掛かり、強い日差しが照りつけだす今日この頃。皆様ご壮健でいらっしゃいますでしょうか?

改めましてこちらのブログ、担当者兼ご案内を努めます『とむ』でございます。

今回もどうぞ宜しくお願い致します・・・

はい?
入りが堅い?

いやいや本来こんな人間ですからねえ~
このちょっと硬派な感じも見せつつ。
無理をスルナと・・・ありがとうございます。
ですよね!

休み過ぎも大概に

前回・前々回とお読みいただけた方はいつもお引き立て頂きありがとうございます。
大丈夫です。
前回の内容を引っ張らないような事にはなっていますから?
お初の方もこちらからどうぞどうぞ。

ちなみに前回の『花』(舌の根も乾かないうちに・・・)見に行きました?

とむは残念ながら近所のアジサイのみで現在は経過中。
まだ間に合う場所もありますからね。
花を愛でる余裕を持つのも良い哉、と。

では、今回のテーマ夏にふさわしく『花火』これにしましょう。

花火と言えば…

皆様、『花火』で思い浮かべるのは何でしょうか?
とむは、思春期 (笑) あれは確か20年ほど前で・・・悪乗りすいませんm(_ _)m

夏の風物詩は暑さ・太陽と日差し・イベント・等々。活発なイメージが先行する方が多いとは思われます。勿論、歌謡曲(表現がおっさん)にも「陽」だけでなく「陰」も多いけどね。

その中でも『花火』のイメージ。思いっきり「陽気」に!!ですよね。
ちょっと暑苦しいです?
ごめんなさい。

『花火』の起源

世界の花火の歴史

起源としてはやはり中国。火薬の発明は有力説としては6世紀と言われています。

が、紀元前3世紀には爆竹らしきものが文献に登場します。で、古代や中世では火薬は貴重。
なぜ貴重か?想像通りの軍事用です。大きな音と火花、挙句爆発によるエネルギー生成。仕方なし。

時は流れて13世紀以降のヨーロッパへ火薬が伝わると権力の誇示の為にイベントで使用され始める。イタリアで今の 打ち上げ花火 の前進が生じたのもこの頃、らしい・・・

16世紀にはイングランドで近代花火の基礎が出来、軍隊内に花火師というカテゴリーもできたようです。
又、17世紀になるとポーランド・スウェーデン・デンマーク等に花火師の学校が設立されてきます。

なぜ?

実は当時の最先端砲術家はこのあたりに集中していました。
所謂大砲屋とでも言いましょうか、大型帆船による海上戦闘で銃砲による戦術が確立された時期でもあります。その1分野としてではなかろうかと推測する訳ですが。この辺から徐々に 楽しむ『花火』 が出来上がっていきます。

では日本に目を向けると・・・

日本における花火の歴史

室町時代には縄に火薬を伝わらせ、形作る『花火』の前進が出来てきました。当時の花火で今にもわりとポピュラーに残るものが「ねずみ花火」又、各地に伝わる「流星(和風ロケット)」等です。日宋・日明貿易で文化的に入ってきたのがきっかけとなった様ですね。

戦国期も宣教師などによる花火が行われた様ですが、やっぱり火薬は軍事用・・・平和な時代に花開く、江戸時代まで待つことになります。

江戸時代に入ると火薬屋と称される販売店で「おもちゃ花火(ねずみ・のろし)」の扱いが増えてきます。ほぼ同時期に幕府が 隅田川以外での花火は禁止のお触れが出ます。『花火』=隅田川はもうこの頃からなんですね。

なぜ地域限定になったかは、江戸では明治維新までで、大火といわれる大火事がなんと49回。そりゃあ失火の元は正すに決まっています。

おや??

ほぼ時を同じ頃に、現存する最古の花火問屋である「鍵屋」が両国に誕生します。ここからの進歩で「献上花火」を経て、1751年、ほぼ今の状態をの打ち上げ花火の誕生に繋がっていきます。

更に約半世紀後に、「鍵屋」の暖簾分けによりもうひとつの花火問屋の雄。「玉屋」が開業。ここから30年が江戸時代、『花火』の全盛期となります。

「たまや~」「かぎや~」の掛け声はうちが作った花火だぞ~!の意味から。この2つの問屋から来ているのですね。

現代の『花火』

明治期以降に「洋火」いわれる西洋系花火が入ってきて、混ぜものに使うアルミやマグネシウム・塩素酸カリウムなどの金属が輸入されだした時期から『花火』は更にカラフルに変化をしていきます。混ざる金属で色が様々に変化する。生み出すのは大変な苦労だったようです。

当然、火薬を使うため第二次対戦前後は衰退していきましたが、1948年に「両国川開き花火大会」から再スタートが切られ今日に至ります。

今では手作業でしか作れなかった花火から、比較的安価な海外産の輸入・安全な電気点火システムの開発(これ、前述の「鍵屋」14代目の成果です!)で少人数でも安全に行うことが出来る様になってきました。

これにより全国20箇所程度の花火大会は大小約200以上の場所で開かれるようになりました。

まとめ:平和な『花火』

前述で繰り返す通り、そもそも火薬を使うため泰平の世の中でなければ基本観賞用の『花火』は行われないと考えて良いと思います。

やや下世話な話ですが、お値段もかなりの高額となります。

普通サイズで1発が3500円。大きめで1万円。最大クラスの3尺~4尺(1メートル前後の玉!)だと流石に200万円を超えますが。約1,000発で花火代だけで600万前後。10,000発を超えると6,000万!!にもなります。

江戸時代もやはり大きい藩しか手が出せない。よって尾張・紀州・水戸の御三家や仙台藩(流石伊達者!)等がパトロンとなって江戸の花火を提供していたようです。不況で縮小したところもあるようですし。

よって、『花火』が見れる今の時代はとっても「豊かで平和な時代」と考えて良いのでしょうね。今年も多くの場所で『花火』が目を楽しませてくれるでしょう。そこにちょっとだけでも「平和に感謝」が皆様の思いに入っていたら良いなぁ。

こんな言葉で今回は締めさせて頂きます。

このブログは、夏の強烈な日差しも、お顔にぴったりフィットのオリジナルサングラスでしっかりカット!勿論メガネ屋のサングラスですから度付き対応可能!

もっと素敵に・もっと楽に・もっと革新的に・目の事をアドバイス致します。
ご存知 『メガネスーパー』の提供でお送りしました。

行楽・旅行前にはメガネのメンテナンスをしておきましょう。たまには本職を。
ご案内は、夏は色の変わるメガネで快適に過ごしてます!トムでした。

ではまた。
ごきげんよう。

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